鮮やかな緑。気持ちいい色彩感。イキイキ輝く鮮やかな芝生は人の心を豊かにし、家の表情も華やかにします。そして、芝生には実用的な魅力もいっぱい。例えば、クッションになるので子供達が安心して遊べ、裸足で歩いたり、寝転がったり…。雨が降ってもどろんこにならない、風が吹いてもほこりが立たない…。
そんな魅力いっぱいな芝生との
お付き合い方法をご紹介します。


植える場所には日当たり、水はけの良い場所が最適です。樹木の下などの日陰は、光が充分に届かず、生育不良の原因になります。最低でも1日4〜5時間の日照が必要です。できるだけ日当りの良い場所を選ぶことで、元気で健康に育ちます。


芝生の選択 栽培地域や、特長を考慮し、選びましょう。
栽培地域により最適な芝生の種類があります。夏に弱い寒地型芝生は暖地には適さず、反対に耐寒性の弱い暖地型のコウライシバは、北海道では生育できません。タネで育てる寒地型芝生はオーバーシーディングを行うと、暖地でも夏を除けば美しい光沢のある緑を維持できます。

良質な、芝苗(ソッド)選び。

美しい芝地づくりには、健康な芝苗選びが大切です。茎葉が密生し、根土の厚みが一定で根張りがしっかりしているものを選びます。購入後は蒸れないよう予定地へ広げておくと良いでしょう。
暖地型芝生(夏芝)
〈日本芝〉
・ノシバ・コウライシバ
〈西洋芝〉
・バミューダグラス類
生育適温
25℃〜35℃

東北南部から南の地域向き。
高温と乾燥に強い反面、寒さに弱い。

寒地型芝生(夏芝)
〈西洋芝〉
・ブルーグラス類
・ベントグラス類
生育適温
15℃〜24℃

関東より北の地域や北海道向き。
オーバーシーディングは九州まで可能。
寒さに強いが、高温に弱い。
1年中緑を維持、
オーバーシーディングとは?
暖地型芝生の上に寒地型芝生の種子を蒔き、冬場も緑を維持。管理は大変ですが鮮やかな緑を1年中楽しめます。
ご注意)オーバーシーディングは地域や天候、各種条件などにより育成状況が異なります。栽培時にはお客様の責任において実施ください。

石などを取り除いて表面を平らにし、全体的に緩やかな傾斜をつけて排水性を良くするのもポイントです。あとで出来上がった芝生の凸凹を修正するのは大変です。
芝張り前の整地はできるだけ丁寧に行いましょう。

芝張りの適期は生育が旺盛になる直前の3月から4月頃で、日当り、水はけの良い場所が最適です。5月以降は根付くまで水やりを頻繁に行い、乾燥させないようにします。余分な所は園芸用ハサミで切って調整します。

不適切な敷き方。

目地が十字になると、雨で目土が流れやすくなるので、目地がレンガ模様になるようにしましょう。
べ夕張り
苗と苗の間は約1cm(指が1本入る位)を目安にして並べます。雑草が出にくく、早くきれいに仕上がります。
芝苗のサイズ合わせ
余分な所は園芸用ハサミで切って調整します。

目地張り
芝間を約3cmあけることで、必要面積の約80%の芝苗で可能です。ただし、目地が詰まるまでに時間を要します。

川砂や小粒赤玉土等のサラサラした土をつなぎ目が隠れるようにふるいなどでかけます。板やトンボなどでならし、よく擦り込みます。芝苗と床土が密着するように、よく踏み込みます。

木枠ふるいは[ 園芸用品 / ガーデニング ] コーナーで扱っております

目土の後はたっぷりと水やりをします。新しい根が伸長するまで約1ケ月、しっかりと根付くまで約3ケ月。成長期は水やりを欠かさないようにし、できるだけ踏まないようにしましょう。

ホースは[ 園芸用品 / ホース・ノズル ] コーナーで、
スプリンクラーは[ 園芸用品 / スプリンクラー ] コーナーで扱っております

マキタ 園芸商品カタログより(http://www.makita.co.jp/product/ecatalog/garden.html)